スタディングと山川靖樹の社労士予備校(以下、ヤマ予備)は、どちらも費用を抑えて社労士試験を目指せるオンライン講座です。
結論からいうと、
スマホを中心に、AIを使って学習計画や復習まで管理したいならスタディング。
自分で教材を選びながら、問題演習や答練を幅広くこなしたいならヤマ予備が候補になります。
ただし、「スタディングはAI」「ヤマ予備は安い」という違いだけで決めるのはおすすめしません。
講座選びで意外と見落としやすいのが、
「勉強するときに、自分で何を決めなければならないか」
という違いです。
この記事では、料金・教材・講義・問題演習・AI・サポートなどを同じ軸で比較したうえで、最後に7問の適性診断も用意しました。
スタディングとヤマ予備について何度も検索し直すのではなく、自分ならどちらを第一候補にすべきか判断できるようになります。
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✍️ この記事を書いた人

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社会保険労務士・FP・日商1級/資格・労務の専門サイト運営
社会保険労務士の学習経験をもとに、社労士試験の勉強法や通信講座を比較・解説しています。
社労士講座は1年間付き合う教材です。広告のおすすめ順位だけではなく、自分の勉強方法に合うかを確認して選んでください。
結論|スタディングとヤマ予備はどっちがおすすめ?
まず結論をまとめます。
| スタディングがおすすめ | ヤマ予備がおすすめ |
|---|---|
| スマホ中心で勉強したい | PC・タブレット・PDFで問題ない |
| 毎日の学習計画を任せたい | 自分で学習計画を組み立てられる |
| 復習問題をAIに選んでほしい | 問題演習・答練を幅広く使いたい |
| 弱点を数値で確認したい | 自分で弱点を判断できる |
| 教材選びで迷いたくない | 豊富な教材から選びたい |
| スキマ時間を細かく使いたい | まとまった演習時間を確保できる |
初学者で「何から始めればよいか分からない」という人は、スタディングの方が進めやすいです。
一方、すでに社労士試験を受けた経験があり、
- 健康保険法を重点的にやり直す
- 今年は答練を増やす
- 一般常識と選択式を厚くする
といった判断を自分でできる人なら、ヤマ予備の豊富な教材を活かしやすくなります。
スタディングと山川靖樹の社労士予備校の違い
スタディングと山川靖樹の社労士予備校は、どちらもオンライン中心の社労士講座ですが、学習管理の仕組みが大きく異なります。
スタディングは、動画・Webテキスト・問題演習に加え、AI学習プラン、AI問題復習、AI実力スコアなどを組み込み、「次に何をするか」をシステム側から提示する設計です。
ヤマ予備は、新・合格講座INPUT、OUTPUT、山川答練、ピンクマーク答練、法改正、白書、選択式など、多数の教材を低価格で利用し、自分で組み合わせる設計です。
スタディングとヤマ予備を10項目で比較
比較するときの注意
講義時間や問題数だけを見ても優劣は決まりません。重要なのは、その教材を試験までに使い切り、何度反復できるかです。
スタディングとヤマ予備の料金・総額を比較
スタディングの料金
| コース | 冊子版 |
ペーパーレス |
主な内容 |
| ミニマム | 61,800円 | 44,400円 | 入門・基本講座 |
| レギュラー | 74,800円 | 57,400円 | ミニマム+問題集・法改正・白書等 |
| フル | 89,800円 | 72,400円 | レギュラー+過去問・答練・Q&A等 |
ミニマムは主にインプット向けです。
最初から本試験までスタディングだけで進めたいなら、レギュラーまたはフルがおすすめです。
フルには、基本講座に加えて、オンライン問題集、5年分の過去問、直前対策答練、合格模試、そして30回分の学習Q&Aチケットが含まれます。
ヤマ予備の料金
ヤマ予備の月額制サービスは月額4,400円です。
新・合格講座だけではなく、答練や直前対策なども月額サービスの対象となっています。
注意:一般的な月額サブスクとは少し違います。ヤマ予備の月額制は、公式上10か月以上継続する人向けの割引サービスとして案内されています。
「月額4,400円だから1~2か月だけ試して簡単に解約できる」とはならないため、申込み前に最新の退会条件を確認してください。
通常料金だけを単純計算すると、
- 10か月:44,000円
- 12か月:52,800円
となります。
本当に安いのはヤマ予備?
表示価格だけを見ると、ヤマ予備の月額4,400円に目が行きます。
ただし、料金を比較するときは、
「同じ目的を達成できる内容まで揃えたらいくらか」
で考える必要があります。
ヤマ予備は、製本された紙テキストを使いたい場合は別途費用(19,800円)がかかります。
料金比較の結論
「最安価格」ではなく、自分が実際に使う教材まで含めた総額で比較しましょう。
教材・講義・問題演習を比較
テキストは「Web中心」と「PDF中心」の違いが大きい
スタディングでは、基本講座にカラーのWebテキストが付きます。
スマホで講義を見ながら、気になった論点をそのままWebテキストで確認する使い方ができます。
一方、ヤマ予備の新・合格講座INPUTではPDFテキストを利用できます。製本版も別途購入できます。
紙へ直接、
- ここは過去問で間違えた
- 選択式に注意
- 数字を横断比較する
と書き込みながら勉強したい人は、紙教材まで含めた料金を比較しておきましょう。
講義時間だけで優劣は決められない
スタディングの2基本講座は174レッスン、約138時間です。
ヤマ予備の新・合格講座INPUTは108回で、山川クラスは約54時間です。
ただし、ヤマ予備には答練・法改正・白書・選択式・模試など複数の追加講座があります。
ここを混同しない
「基本講義の時間」と「利用できる全コンテンツの総量」は別物です。
問題演習は「何問あるか」より「何周できるか」
スタディングのスマート問題集は約1,900問あります。
ヤマ予備の新・合格講座OUTPUTは、一問一答形式で1,500問です。
数字だけを見ると、
1,900問 vs 1,500問
と比較したくなります。
しかし、社労士試験では1,900問を一度だけ解くより、重要問題を繰り返し、
「なぜ正しいのか」「なぜ誤りなのか」
まで説明できる状態にする方が重要です。
問題数ではなく、本試験までに何周できるかで考えてください。
答練・模試・法改正・白書まで比較する
スタディングは、コースによって法改正・白書・答練・模試まで含まれます。
ヤマ予備にも、
- 山川答練
- ピンクマーク答練
- 改正法対策
- 白書対策
- 選択式対策
- 公開模試
などが用意されています。
ヤマ予備は「基本講義だけの格安講座」というより、アウトプットまで幅広く用意されている講座と考えた方が実態に近いでしょう。
スマホ・AI・質問サポートを比較
スマホ中心ならスタディングが使いやすい
スタディングでは、
↓
Webテキストを確認
↓
問題を解く
↓
AI問題復習
という流れをオンライン上で進められます。
たとえば、
- 朝:15分
- 昼休み:20分
- 通勤:30分
のように、まとまった時間を待たずに学習を積み上げたい人と相性がよい仕組みです。
AI学習プランは「今日何をするか」を減らす
スタディングの大きな違いがAIです。
AI学習プランでは、学習可能時間や開始時期などをもとに学習計画を作成します。
| AI機能 | 減らせる「迷い」 |
|---|---|
| AI学習プラン | 今日何をどこまで進めるか |
| AI問題復習 | どの問題をいつ復習するか |
| AI実力スコア | どの科目・単元が弱いか |
| AI検索・説明 | 分からない内容をどこで調べるか |
AIは「勉強を代わりにしてくれる機能」ではありません。
スタディングのAIは、「次に何をするか考える時間」を減らす機能と捉えると分かりやすいでしょう。
質問サポートを比較
スタディングのフルコースには、講師へ質問できる学習Q&Aチケットが付属します。AIによる質問・検索機能も利用できます。
ヤマ予備にも、受験生同士で疑問を解決する質問広場があります。
質問制度は、単に「質問できるか」だけで比較しない方がよいでしょう。
自分が、
- 分からないところをテキストで自己解決できるタイプか
- 疑問があると先へ進めなくなるタイプか
- 講師へ頻繁に質問したいタイプか
まで考えて選ぶと失敗を減らせます。
口コミ・デメリットを比較
スタディングの良い評判
合格者体験談では、
- 通勤時間や昼休みに勉強した
- スマホで問題演習を繰り返した
- AI問題復習を利用した
- 答練・模試まで進めた
といった学習方法が確認できます。
まとまった2時間を待つのではなく、10分・20分の時間を積み上げやすいことが特徴です。
スタディングで注意したい点
AIは特徴的な機能ですが、AIが提示したプランを全部こなそうとして負担になる場合があります。
受講者から、「AI学習プランと復習時間の両立に悩む」といった相談も投稿されています。
ヤマ予備の良い評判
ヤマ予備では、INPUTとOUTPUTを軸に、
- 過去問
- 山川答練
- ピンクマーク答練
- 白書
- 法改正
- 選択式
- 模試
などを組み合わせられます。
ヤマ予備の強みは、単に「教材が多いこと」ではありません。
自分の弱点に合わせて、使う教材を変えられることです。
ヤマ予備で注意したい点
教材の選択肢が増えるほど、
「全部やらないと不安」
という人には負担になりやすくなります。
忙しい社会人ほど注意
重要なのは、使う教材を増やす判断より、「やらない教材」を決める判断です。
安さより重要?スタディングとヤマ予備の「自己管理コスト」を比較
ここからが、料金表だけでは分からない違いです。
自己管理コストとは
学習計画・教材選択・復習・弱点把握・時間配分を、自分で判断するために必要な負担のことです。
「自己管理コスト」は一般的な学術用語ではありません。
学習科学の自己調整学習(Self-Regulated Learning)という考え方を、講座比較で分かりやすく表現したものです。
自己調整学習では、
↓
実行・モニタリング
↓
振り返り・修正
という流れを学習者自身が回します。
スタディングは「選ぶ負担」を減らす
AI学習プランでは、学習可能時間などを入力すると、学習データをもとに計画が作成されます。AI問題復習では、解答状況に応じて復習時期を提示します。
つまりスタディングは、
選択肢を大量に与える
というより、
今やるべき候補を絞る
方向の講座です。

ヤマ予備は「選べる教材」を増やす
ヤマ予備は逆です。
選択肢を大量に与える
という方針です。
ヤマ予備の教材の多さを活かせるのは、
「今の自分には何が足りないか」
を判断できる人です。

AIにも「復習負債」は起こりうる
AI問題復習は便利ですが、学習が進むと復習問題が増え、新しい学習との両立が難しくなることがあります。
提示された問題をすべてこなそうとすると負担になりやすいため、自分の学習時間に合わせて調整しながら活用することが大切です。
ヤマ予備では「選択疲れ」に注意する
ヤマ予備では反対に、
- OUTPUTをもう1周するか
- 答練へ進むか
- 白書を優先するか
- 選択式対策を増やすか
を自分で判断します。
自己管理が得意な人には自由度になります。
教材を変えるたびに迷ってしまう人には選択疲れになります。
この記事で最も伝えたい違い
スタディングはAIで「次にやること」を減らす講座。
ヤマ予備は低価格で「できること」を増やす講座。
料金だけではなく、自分が毎週払える「自己管理コスト」まで考えて選びましょう。
初学者・経験者・忙しい社会人ならどっち?
初学者ならスタディングが有力
初学者が最初につまずきやすいのは、
何が分からないかさえ分からない
という状態です。
そのため、
- 学習順を提示してほしい
- 毎日何をするか迷いたくない
- スマホで短時間ずつ進めたい
なら、スタディングが候補です。
受験経験者・2年目ならヤマ予備を活かしやすい
2年目以降になると、
- 択一は取れるが選択式が弱い
- 一般常識を強化したい
- 過去問では取れるが初見問題に弱い
など、課題が見えてきます。
失点原因が分かっていれば、必要な講座だけを選ぶヤマ予備の自由度を活かしやすくなります。
一方、1年目に教材を増やしすぎて消化不良になった人なら、2年目でもスタディングで学習ルートを絞る方法があります。
忙しい社会人なら「迷う時間」も見る
仕事をしながら勉強する場合、「毎日何時間取れるか」だけで考えがちです。
しかし、
↓
残業で20時
↓
帰宅して21時
↓
「今日は何をやろう」と迷う
↓
実際の勉強開始は21時30分
ということもあります。
この30分の判断時間も、学習コストです。
学習時間が少ない人ほど、「次に何をするか」を決める時間を減らせる仕組みの価値は大きくなります。
紙テキスト派は料金まで確認する
紙教材を重視する場合は、
- 最初から製本済み教材が欲しい
- PDFをタブレットへ書き込めればよい
- 必要なページだけ印刷したい
のどれに近いか考えましょう。
「紙教材があるか」だけでなく、紙教材を付けた場合の総額まで比較するのがポイントです。
保存版|7問で分かるスタディング・ヤマ予備適性診断
スタディングに1点
- ☐ Q1. 通勤・休憩時間にスマホで勉強できる
- ☐ Q2. 「今日は何をやるか」の手間を減らしたい
- ☐ Q3. 復習する問題を自動で選んでほしい
- ☐ Q4. 教材量より「迷わず続けられること」を重視したい
ヤマ予備に1点
- ☐ Q5. 問題演習・答練はできるだけ多く用意してほしい
- ☐ Q6. 自分の弱点を見て、使う教材を変更できる
- ☐ Q7. PDF教材や自分で教材を選ぶことに抵抗がない
判定結果
スタディングが2点以上多い
→ スタディングを第一候補にして、無料講座でスマホ画面や学習システムを確認してみてください。
ヤマ予備が2点以上多い
→ ヤマ予備を第一候補にして、INPUT講義やPDF教材を実際に確認してみてください。
差が0~1点
→ 料金ではなく、次の「自己管理力 × 学習時間」で判断します。
| 学習時間が少ない | 学習時間が多い | |
|---|---|---|
| 自己管理が苦手 | スタディング | スタディング寄り |
| 自己管理が得意 | スタディング または教材を絞ったヤマ予備 |
ヤマ予備 |
まとめ|料金ではなく「続け方」で選ぼう
スマホ・AIを使い、学習計画や復習対象を決める負担を減らしたいならスタディング。
費用を抑えながら、豊富な講義・問題演習・答練から必要な教材を自分で選びたいならヤマ予備。
AIがあるからスタディングが上でも、教材が多くて安いからヤマ予備が上でもありません。
最後に差が出るのは、
買った教材の量ではなく、試験日まで何度反復できたか
です。
迷ったら、もう一度7問診断を確認してください。
「自分ならどちらを使い切れるか」が見えたら、無料体験で実際の講義・テキスト・問題画面を確認してから決めるのがおすすめです。
スマホ・AI中心で進めたい人
スタディングの無料講座・最新料金を確認する
教材を自分で選んで進めたい人
ヤマ予備の講座内容・最新料金を確認する
スタディングとヤマ予備のよくある質問
スタディングとヤマ予備はどちらがおすすめですか?
AI・スマホ・学習管理を重視するならスタディング、自分で教材を選びながら演習量を確保したいならヤマ予備が候補です。
講座そのものの優劣より、自己管理力と学習時間で判断してください。
スタディングだけで社労士合格を目指せますか?
フルコースでは基本講座、問題演習、法改正・白書、過去問、答練、模試まで用意されています。
そのため、一つの講座を軸に本試験まで進めることは可能です。
ヤマ予備だけで社労士合格を目指せますか?
ヤマ予備にはINPUT・OUTPUTだけでなく、答練、法改正、白書、選択式、模試などが用意されています。
教材不足よりも、どこまで使うかを決めることの方がポイントになります。
本当に安いのはどちらですか?
表示価格ではヤマ予備の月額4,400円が目立ちますが、原則10か月以上の利用を前提とした制度です。
スタディングは買い切り型なので、受講期間・紙教材・答練・模試まで含めた総額で比較してください。
初学者ならどちらですか?
学習計画を立てることに不安があるなら、スタディングが候補になります。
自分で学習計画を作り、豊富な教材を使い分けられるなら、初学者でもヤマ予備は検討できます。
社労士2年目ならどちらがおすすめですか?
自分の失点原因を把握し、「今年は答練を増やす」「一般常識を重点的に学ぶ」と判断できるならヤマ予備を活かしやすくなります。
1年目に教材を広げすぎた人は、スタディングで学習ルートを絞る方法もあります。
問題演習が多いのはどちらですか?
両講座とも相当数の問題を用意しています。
スタディングにはスマート問題集約1,900問などがあり、ヤマ予備のOUTPUTは1,500問です。
問題数だけではなく、試験までに何周できるかを優先してください。
紙テキストを使うならどちらですか?
どちらも紙教材を利用できます。
スタディングは冊子版付きコースがあり、ヤマ予備は製本版テキストを別途購入できます。
スタディングのAIだけに任せても大丈夫ですか?
AIは学習管理を補助する機能として使うのがおすすめです。
AIが提示したものを必ず全部処理するのではなく、自分の学習時間に合わせて問題数や進行を調整する視点も必要です。
ヤマ予備の月額制は途中で解約できますか?
退会手続き自体はできますが、原則10か月以上継続する人向けの割引制度です。
10か月未満で退会した場合の取扱いが一般的な月額サブスクとは異なるため、申込み前に公式サイトの最新条件を必ず確認してください。
結局、料金と教材量のどちらを優先すべきですか?
どちらでもありません。最優先は「試験まで継続して使えるか」です。
本試験前の7月・8月に、
何を復習すればよいか迷っていない状態
を想像して講座を選んでください。