「iDeCoは国の制度だからどの金融機関を選んでも一緒でしょ?」と思っているあなた。それは大きな誤解です。金融機関によって運用商品やサポート、手数料まで大きく異なります。当事務所がおすすめするネット証券を中心にご紹介します。
事務手数料で比較
iDeCoの事務手数料はほぼ共通しており、運営管理手数料のみ異なります。今回は店舗型に労働金庫を例に挙げましたが、ほか銀行、証券会社、保険会社にかかわらず毎月数百円かかるところ、ネット証券はどこも無料と大変オトクになっています。
たかだか数百円と軽視してはいけません。iDeCoとは長期間のお付き合いとなるわけで、月数百円といえど1年で数千円、10年では数万円という、まさにちりも積もれば的な大金になってしまうのです。
金融商品の種類で比較
単純に多ければいいというわけではありませんが、投資対象に株式・債券、国内・外国といった基本的な資産クラスを揃えているか、投資信託の保有コストが安いか、などから検討していきます。
サポート体制で比較
平日の夜や土日でも利用が可能なネット証券なら、平日の日中は時間が取りづらい会社員にも便利です。またAIが自分に合った商品を指南してくれたり疑問点を解消してくれるところもあります。そういったサポート体制の充実さについても重要な判断材料となります。
おすすめネット証券
松井証券
- 創業100年以上の老舗証券
- 低コスト商品が業界最多水準の40本
- サポート窓口はiDeCo専門スタッフ
松井証券の詳細は >> こちら
SBI証券
- 充実のサポート体制で加入者数No.1
- 「低コスト」と「多様性」にこだわり厳選した商品ラインナップ
SBI証券の詳細は >> こちら
マネックス証券
- サポート窓口はiDeCo専門スタッフ
- 初心者にも安心!ロボアドバイザーが商品選びをサポート
- 「低コスト」と「長期安定」が特長の商品ラインナップ
マネックス証券の詳細は >> こちら
楽天証券
- 「バランス」と「コスト効率」を重視した商品ラインナップ
- 証券口座と年金口座を一元管理
楽天証券の詳細は >> こちら
「iDeCo」に適したネット証券比較まとめ
iDeCoのネット証券は、途中で変更することもできます。ただし、事務手続きが煩雑な上に手数料が必要になります。
さらに変更完了まで1~2ヶ月の期間を要し、その間は運用ができません。ですから最初から長く付き合うことができるネット証券を選ぶことが大切になってきます。
iDeCoに最適なネット証券は個人ごとに異なるため、安易にランキング形式にすることなく、それぞれの特徴をご紹介してきました。
できるだけ多くのネット証券から資料を集めて、それぞれの独自の取り組みやメリット・デメリットを比較しながら、自分に最適で一蓮托生となる1社を見つけましょう。